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AIS研修講師の紹介 Vol.1

~パネル交換や修復箇所の発見はまるで「宝探し」~



 2001年の事業開始以来、延べ27,000名を超える方々に受講いただいているAIS研修事業。当ページはその担当講師をご紹介しております。

 中古車検査の知識・技能を正しく伝えるための機関として、意識している点や心がけている点など、研修に対する想いをぜひご覧ください。

 









●講師:境野 武

●趣味:バイクツーリング

●担当研修会場:関東




Q.1 研修講師としての醍醐味、面白いところは何ですか?

 

 AIS四輪3級検定では2日間。同四輪2級検定では3日間という限られた日数で技能レベル、理解度も様々な受講者様がいらっしゃる中で、一定の技能を身に付けていただかなければならないので、どのような説明が良いかを常に考え、実施する事が醍醐味だと思います。




Q.2 研修で意識している点や今後の目標を教えてください。

 

 現在最も多く開催している四輪3級検定は、元々は座学2日間、実車2日間、試験1日という1週間のスケジュールで開催されていました。その内容をぎゅっと2日間に押し込んだ研修が現在の四輪3級検定です。

 2日間かけて話していた座学を1日にした当時、授業で話す内容の枝葉を自分なりにそぎ落とし、決まった研修時間の中で異なる知識・経験をお持ちの受講者様に内容を理解していただけるか、説明方法を追求しなければなりませんでした。

 また、研修は時間通りに進める事が大事だと思っております。時間通りに進める事は同時に受講者様の休息時間を確保する事にも繋がります。内容が良くても詰め込み過ぎた研修では本当の意味での良い研修とは言えません。いかにシンプルに、そして分かりやすく説明するかという事が非常に強く求められる中で、それでも驚きと気付きを提供できる研修にしたいと日々考えております。




Q.3 講師をしていて嬉しかったことや受講者からの言葉はありますか?

 

 10年以上前になりますが、遠くアメリカのフロリダから受講していただいた女性がいらっしゃいました。日本から国際結婚でフロリダに移住された方で、年齢も私と同年代の方でした。アメリカから日本への輸出業務をされている方で修復歴摘出技能を身に付けたいという事で受講されたのですが、研修を終えフロリダに戻ってからしばらくしてメールをいただきました。そこにはなんと「会社を辞めた」と書かれておりました。せっかく研修を受けたのに辞めてしまったとは驚きでした。しかし、その後の文章を見て更に驚きました。なんと研修を受けた時の私の講師姿に憧れ、その方も講師になりたいと思い飛行機のパイロット訓練を始めたそうです。先々は空軍のインストラクターを目指すとのこと。彼女が今は何をされているのかは知りませんが、講師をやっているとこんな事もあるのだなぁと思いました。




Q.4 今後AIS検定の受講をご検討している方へのメッセージをお願いします。

 

 未経験でも経験豊富であっても、パネル交換や修復箇所を発見した時に「宝探ししているみたいですね」とおっしゃってくれる方が実は結構いらっしゃいます。そんな方はぐんぐん伸びます。そんな楽しむ気持ちを持って受講していただけると合格を勝ち取れるのではないかと思います。



 

◆AIS研修について


 千葉、大阪、福岡の3会場で年中開催。現場での経験豊富なAIS検査員の経歴を持つ認定講師による少人数制の授業。専用の教材や、さまざまな車種の教材車を使ったきめ細かい実地研修も実施しています。

(一社)日本オートオークション協議会の基準に基づいた「新テキスト」。(一社)自動車公正取引協議会監修。(左)

合格するとライセンスと合格証書が発行される。(右)


◆研修内容をもっと知りたいと思ったら・・・



 

◆本件に関するお問い合わせ

ヘルプデスク

TEL:03-6440-2222(9:30~18:00)

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