株式会社MOTA【REAL VOICE】
- info-am
- 3月21日
- 読了時間: 5分
オークネットとの連携でMOTAの自動車事前入札システムが進化 !
会員の仕入れ手法を変える新戦略とは?
株式会社MOTA

オークネットは、事前査定方式の自動車買取サービス「MOTA車買取」や、人不足で出張買取がやりづらい企業に向けた「MOTA車買取Plus」を展開する株式会社MOTAとの連携を強化しました。
会員の皆様にとっては、新しい仕入れツールとなるサービスの開始。その内容をご紹介します。
▼目次
1 . MOTAの中古車両を
オークネット会員に開放

主に中古車一括査定サービスを展開する株式会社MOTA。申込みから最短3時間で、最大20社が競い合って値付けすというのは従来の中古車一括査定サービスと変わりませんが、MOTAの場合は出品者に連絡が来るのは査定額の高い上位3社だけ。ユーザーの手間を省き、納得の高値を引き出すサービスで、ぐんぐんと売上を伸ばしています。
実はこのMOTAが、オンラインで成約できる「買取サービス」もテスト展開しているのはご存知でしょうか。MOTA査定員がユーザーの自宅を訪問して車の査定・撮影を行い、その情報を約800社の中古車取扱企業に公開するというもの。多数の買取希望企業が入札するため、ユーザーにとっては高額買取が期待できるというメリットがあります。
このサービスの名前は「MOTA車買取Plus」。これまでは落札できるのはMOTA会員に限られていましたが、2025年3月17日からオークットと連携を開始しました。
オークネットのライブオークション会員であれば、個人ユーザーとの直接交渉や追加の手続
きなしにMOTAの車両を落札できるようになったのです。これを機にMOTAに興味を持たれた方に、あらためてMOTAがどんな企業なのかをご紹介します。
2 . アメリカから上陸した
サービスがMOTAの前身
MOTAはもともと、アメリカのオートバイテル社の日本法人として1999年に設立され
ました。オートバイテルは当時のアメリカで展開されていた新車の一括査定サービスで、爆発的にユーザー数を伸ばしていたのです。
しかし、ディーラーによる新車販売網が確立している日本ではこのサービスが根付くことはなく、2007年にはSBIホールディングスの連結子会社に。18年に現社長の佐藤大輔さんを迎えて社名をMOTAと改めました。 「当初は市場のニーズを的確に捉えられず、困難を極めました」と佐藤さんは振り返ります。 「私はもともとリクルートでカーセンサーの業務に携わっていたため、中古車流通をユーザーや、企業にとってもっと便利で快適なものにしたいという思いがあったんです。新車の一括査定サービスには見切りをつけ、最初は中古車を売りたいユーザーと買取店を単純に結ぶ、メルカリのような事業を立ち上げました。ただ、これは大失敗。ユーザーは自身の車を過大評価しがちな傾向があって、買取店が考える常識的な金額との溝を埋めのが難しかったんです。買取店さんから、交渉に時間がかかり過ぎると言われ、1カ月ほどであえなく撤退しました」
3 . マーケットのプロと
物流のプロのシナジーに期待
そこで、目を付けたのが中古車の一括査定サービス。当時はすでに同様のサービスが多く展開されていましたが、ユーザーにとって決して使い勝手の良いものではありませんでした。まず、買取企業からユーザーへ、さばききれない量の電話が掛かってきました。
次に、早く連絡をした買取企業がものすごく有利だという点。査定には非常に時間がかかるため、数十社の来訪に対応するのはユーザーにとって非現実的。結果、早く連絡をくれた1社目か2社目に買取を依頼してしまう人が非常に多かったのです。
「こうした問題点を払拭するために、当社ではまず車の情報とユーザーの情報を分けて、先に車の情報のみを買取企業に開示することにしました。買取企業は気になった車を査定し、その結果を弊社経由でユーザーに知らせるという仕組み。今も続くこの建て付けは良かったのですが、当時は20社から値付けがあれば、そのすべてをユーザーに知らせていたんです。これが良くなかった。不思議なもので、人は選択肢が多過ぎると思考が停止してしまう。ユーザーからまったく売却の依頼が入りませんでした」
試行錯誤の末、まずは査定額の上位2社を知らせるようにすると、売上が一気に伸びていったそうです。コロナ禍による中古車需要の増大という波にも乗って、MOTAは業界の革新者と呼ばれるまでに急成長を遂げたのです。22年にはMOTA車買取加盟店からの「人材不足で出張査定できない」という声に答える形で「MOTA車買取Plus」のテストを開始。最初はうまく機能しませんでしたが、徐々に軌道に乗り、この3月からはテストをさらに進化させることになりました。
MOTA車買取Plusとは?
査定もユーザー対応もすべてMOTAが代行!
ユーザー(売り手)が出品した愛車を中古車販売店が直接落札する、究極の車買取サービスです

オークネット会員様はライブオークション契約があれば参加可能!
「我々の強みはマーケティングなんです。人とモノをたくさん集めてくるプロフェッショナル。対してオークネットさんは物流のプロフェッショナル。すでに全国の中古車販売店と強固なネットワークを築いていらっしゃいます。その2つが一緒になれば、ものすごい相乗効果が生まれると思い、今回の協業に踏み切りました」
オークネットの会員様にとっては、遠隔地の車両を含めた新しい仕入れツールの誕生。中古車市場で価値の高い〝新鮮な〞車両が、MOTA経由で数多く出品されます。何しろ、MOTAのユーザー数は圧倒的。年間、約400万人が車を売却するうち、ディーラーを通さない人は約100万人。MOTAの年間利用者数は50万人以上もいるのです。
「今も査定スタッフにAISの2級資格を取得させるなど、ユーザーと買取店の両方にさらなる安心と安全をお届けするための努力を続けています。ぜひ一度、MOTA車買取Plusをご利用ください」

オークマン2025年4月号掲載記事